空回り水回り日報

衝動的に始めてみました。毎日発信していくことを第一目標としています。

僕とメジャーリーグPart2

 昨日は更新しようと思いましたが何を書くか考えている間に寝てしまったので更新できませんでした(泣)今日は頑張って書いていきたいと思います.

 先日ボストンレッドソックスなどのチームで活躍したマニー・ラミレス四国アイランドリーグ高知ファイティングドッグスに入団することが決まりました.44歳になっても野球をやれる環境を求め自分で売り込んで野球を続ける考えはとてもすごいと思います.マニー・ラミレス松坂大輔選手がレッドソックスに在籍時のチームメイトなので当時はなんとなく知っていました.今成績を振り返ってみるとメジャー通算555本,シルバースラッガーを9度,オールスター選出を12度果たしているのでとても偉大な選手であることが分かります.

 今日は数日前に書いたメジャーリーグ不滅の記録の続きを書いていきたいと思います.前回は10位と9位を書いたのでその続きの8位から始めます.

 

第8位はボブ・ギブソンのシーズン防御率1.12です

 ボブ・ギブソンは一塁側に大きく倒れる豪快なフォームから豪速球と内角攻めを武器としたそうです.一塁側に倒れるフォームの選手はメジャーリーガーに多いですね.また,カーブは一級品でスライダーはストレートと球速差がほとんどなかったそうです.1957年にカージナルスと契約をし59年にメジャーデビューしマイナー降格もしますがその後再昇格しメジャー初勝利をしました.1968年は5月までは自軍の援護がなかったため,防御率1.52ながら3勝5敗でした.しかし,6月2日から全て完投で15連勝を果たします.6月6日から5試合連続完封,連勝中に10完封を記録し22勝9敗,防御率1.12,28完投・13完封という成績を残しました.5試合連続完封は信じられない位の凄さです.68年の後にルール改正が行われマウンドの高さが低くなりストライクゾーンも小さくなったそうです.ルールを変えてしまうほどの凄さを持っていたことがこの記録から分かります.この記録の後で防御率の最高記録は1.53なのでボブ・ギブソンの記録が突出していることが分かります.相手に厳しく攻めるために他チームの人と会話することは無くオールスターでもそのことは変えなかったそうです.ちょっとのことも妥協を許さないからこそこのような記録を打ち立てることができたのだと思いました.

 

第7位はリッキー・ヘンダーソンの通算1406盗塁 シーズン130盗塁 です

 僕の中では盗塁と言えば福本豊さんでしたが,試合数は違うと言えど福本さんよりシーズン記録も通算記録も上回っているので異常な記録であると言えます.シーズン130盗塁は,年間試合数が160試合前後ですので1年間ほとんど走っている状態であると思います.一方で通算335盗塁死,シーズン42盗塁死の記録もメジャー記録です.しかし盗塁成功率は80%を超えており,このことに関してイチローは「僕はバカな盗塁は絶対しない.リッキーは無茶な盗塁をけっこうしているイメージだけど成功率が80%を超えていることは彼が凄いということですね」と語っています.ちなみにイチローの盗塁成功率は81.4%です.500盗塁してこの記録なのでイチローもやっぱり超一流だと感じました.安打数も3055本,得点は2295で歴代1位,先頭打者本塁打も81本も歴代1位です.福本さんが走塁コーチになったときに盗塁するためのコツを聞かれた時に出塁することと語り走塁技術ではなく打撃指導をしていたことから数多く盗塁するには打撃戦もかなり重要なことが分かります.また,彼は1試合5盗塁が最高記録で4盗塁は18回行っています.5盗塁するためには最低でも3回は出塁しなければなりません(本盗を考えなければ)そのことからいっても盗塁のためには出塁技術も大事であることが分かります.彼は四球数も2190でバリー・ボンズに次いで歴代2位となっています.ボンズ本塁打を避けるための敬遠が多いですが,リッキーは塁に出塁させると厄介な選手であるため投手はフォアボールを避けます.そのことから選球眼でもぎ取ったフォアボールは実質1位なのではないかと思います.彼が持つ記録はあまりにも多くて書ききれません(笑)数多く盗塁をすることはケガのリスクを増やすことにもなりますしリッキーの出現以降ピッチャーの牽制が厳しくなりモーションの変化などで盗塁をしにくい環境となったのでこの記録が破られることはまずないと考えられています.

 

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写真はリッキー・ヘンダーソンルー・ブロックの盗塁記録を超えたときの写真です.カッコイイですね.